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全国中学生スピードスケート大会(永川)

2月1日から4日間、長野市で全国中学生スケート大会が行われました。
私は今回、3日と4日に開催されました、スピードスケートの種目別の決勝戦の取材に伺いました。

舞台は1998年の冬季オリンピックと同じ、エムウェーブ。
当時小学5年生だった私がテレビで見た長野オリンピックの感動を、再び思い出すことができました。
私は長野に行くのは初めてでしたが、映像で見るエムウェーブより迫力を感じました。
観客席からも選手の滑りが見やすく、距離も近いため、声援が選手にとても伝わりやすいです。
ここで22年前に清水宏保選手が金メダルを獲ったのか思うと、たいへん感慨深いです。

また報道陣の取材スペースから見る選手の滑走は、風を切る音が伝わりやすく、屋内の肌寒さとは裏腹に、中学生たちの熱気を感じとることができました。
さらに、レースの最中はアップテンポなBGMがかかり、レースをより一層盛り上げます。
運営スタッフの努力が感じられ、会場が一体となって大会の雰囲気が高められます。

男女それぞれ、500m、1000m、1500m、3000mに加え、男子5000mの決勝戦が、2日間にわたって行われました。
2冠を制した選手、最後の最後に転倒してしまった選手と、結果は様々でしたが、特に3年生にとっては、中学生活最後の大会となりました。
今回の成果を糧に、高校でも活躍の場を広げて欲しいと感じました。

各レース後には、優勝選手インタビューと表彰式が行われました。
レース中は固い表情で、インタビューになって明るく話してくれる選手もいれば、一方で優勝インタビューの方が緊張している様子の選手もいて、見ていて微笑ましいシーンでした。

男子1500mと3000mの2冠に輝いた、佐々木翔夢選手は、まだ2年生ですが、インタビューにも慣れていて、報道陣の取材に対してハキハキと話す姿が印象的でした。
また、どの選手にも言えることですが、大会関係者や報道陣への挨拶や礼儀が徹底されていて、同じ場にいてとても気持ちが良かったです。
さらに他県の選手同士でも、レース前後にコミュニケーションを積極的にとっており、スピードスケートの将来のトップ選手たちには、今後も注目です!

大会結果は、フィギュアスケート競技と併せて、以下のホームページからも確認できます。
過去にはオリンピックに出場した選手も優勝しています。ぜひご確認ください。
https://www.skate-n.jp/archives/competition_results/1315

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永川亮太アナウンサー