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花園100回記念大会(安井)

12月27日に開幕した全国高校ラグビー大会。
今大会は100回という節目の記念大会の中、史上最多の63校が参加。
J SPORTSさんで1回戦 鹿児島実業 対 札幌山の手、そして2回戦 長崎北陽台 対 明和県央の実況を担当させていただきました。

コロナ禍で軒並み公式戦が中止、実戦練習も例年より制限されてきた中で、選手たちは花園の舞台でミスを恐れず、果敢にチャレンジする姿が印象的でした。
地元開催の国体が予定されていた鹿児島実業の選手。日程は延期になりましたが、強化された選手のスキルは素晴らしいものがあり、その実力を遺憾なく発揮していきました。
準々決勝は取材でお邪魔しましたが、東海大大阪仰星と東福岡の1戦はロスタイム18分以上に及ぶもトライ数、ゴール数で並び決着つかず抽選の結果、東福岡が準決勝へ。

歴史的死闘の中で、選手たちは「敵味方ではなく、30人で試合をしているようだった」「勝った負けた以上に楽しかった」とコメント。
無観客のため客席からの大声援がない中で生まれた両チームの一体感。競いながらも協力し合うというラグビーの醍醐味を感じた試合でした。

東大阪市にある花園ラグビー場は私の地元奈良からも生駒山を越えてほど近い場所にあるため、奈良に宿泊する出場校もあります。この時期になると奈良の街中にも「高校ラグビー出場おめでとうございます」の横断幕がいくつも見られます。
フリーになっても年末年始、高校スポーツに携われたことに感謝、そしてそれが初の花園の中継であることに感慨深いものがありました。

さらなるアナウンススキル向上のため精進して参りたいと思います。
今年もよろしくお願い致します。

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安井怜介アナウンサー