夏の風物詩の1つといえば、高校野球。しかも今年は2年ぶりの選手権。
私は今夏、奈良、京都、岐阜大会の実況を担当させていただいております。
先陣を切ってまず12日の奈良大会の2回戦、第一試合を担当。
同じ大和高田市内にある高田商業と高田の顔合わせでした。
去年の独自大会を経て今年は準備万端かなと勝手に想像していましたが、試合前に取材を進めていく中で聞かれたのは、今年も実戦の機会が限りなく少なく、ぶっつけ本番に近い状態だということでした。
互い手の内を知り尽くす中で高田高校はこの3年間、野手を主戦場としてプレーしてきた選手を先発投手に起用。彼のポテンシャルにかけた起用でした。
その期待に応え中盤はどちらも譲らぬ展開へ。
しかし、終盤は高田商業が引き離し結果は9対2 (8回コールド)。
高田は2回戦で姿を消すことになりましたが、3年生の活躍とともに深く印象に残ったのが攻守にわたり素晴らしいプレーを連発した1年生の存在でした。
今年創立100周年の高田高校、次世代の選手がどんな新たな歴史を刻むのか楽しみです。
そして3回戦進出を決めた高田商業。2年前のように奈良大会決勝に突き進むのか、
OB三浦大輔DeNA監督の現役時代を彷彿させるエースのピッチングにも注目です。