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加賀百万石 女子学童野球の決戦(安井)

特急サンダーバードの中で一球速報をチェックしながら目的地、金沢へ。
夏休みの行楽地として北陸が人気なのが満席の車内からも伺えました。

今年も高校女子硬式野球の決勝が甲子園球場で行われ、競技人口も年々増加している女子野球。
その無限の可能性に期待が高まる選手が集うNPBガールズトーナメント2022 全日本女子学童軟式野球大会が石川県内9つの会場で行われ、J SPORTSさんの中継で準決勝と決勝の実況を担当させていただきました。
解説はジュニア世代の指導歴もある元日本ハムファイターズの今関勝さん。

大雨の影響によって1日順延となって迎えた決勝は前年覇者の栃木スーパーガールズを破った岐阜選抜ドリームスと2度の準優勝経験のある和歌山ハーモニーズが激突しました。
勝てば共に初優勝となる中、小学6年生が中心となる選手の技術力と適応能力の高さが際立つ内容でした。
変幻自在の走塁技術は驚きの連続で和歌山の勝ち越し点は何とホームスチール。
そして、雨の影響で芝に転がる打球が速くなっているにも関わらず両チームともノーエラーという素晴らしい守備が光りました。

優勝した和歌山ハーモニーズの選手インタビューでは「前日の雨の日にバッティングセンターで練習して工夫した」「石川まで応援に来てくれた家族にありがとうと伝えたい」という言葉が印象的でした。

野球が伝来してから150年目、ガールズトーナメントが始まって10年目の節目となる2022年。
女子野球も盛り上げていきます。

野球場のある金沢城北市民運動公園には、鼓門を彷彿させるようなデザインの金沢プールやスタンドからピッチまでが最短およそ7メートルという近さの新・金沢市民サッカー場が整備中であり、石川のスポーツ文化にもより関心が高まった3日間でした。

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安井怜介アナウンサー