2023年はバドミントンが熱い!
2024年パリオリンピック出場がかかるオリンピックレースが今年の5月1日から始まります。
2023年は年始からマレーシアオープンを皮切りに国際大会が続々と開催され、日本勢の活躍が新年から光ります。
パリオリンピックの日本代表に選ばれるには世界ランクを少しでも上に持っていく必要があるため、5月から始まるオリンピックレースに向けて新年から闘いは既に始まっています。
その日本勢の選手達が出場する国内リーグ戦、SJリーグ。
コロナ禍の影響もあり今年度が3年ぶりの開催。
最高峰の選手達が全国各会場で繰り広げるリーグ戦で、熊本大会の再春館製薬所vs北都銀行の中継を担当させていただきました。
ブロック予選首位通過をかけた両チーム、
再春館製薬所は山口茜、志田松山ペアの主力3人がいないなかでのオーダー編成。
一方の北都銀行も永原松本ペア、川上の主力3人を怪我等で欠く状況。
その中で第1ダブルスに北都銀行はSJリーグ初出場の江里口を起用。
江里口は小学生時代から知る田中果帆とのペア。プライベートもよく知る間柄という2人。
惜しいところもありましたが相手の廣上加藤ペアがB代表の力を見せ再春館製薬所がまずストレートで先取。
続くシングルスは再春館製薬所がA代表の郡司莉子、北都銀行は江里口と同じくSJリーグ初出場、18才の舛木さくら。
実績や経験では郡司の方が上ですが、結果は舛木がストレートで勝利。
将来の女子シングルスが楽しみになる2人の対戦でした。
1-1で迎えた第2ダブルス。
再春館製薬所は勝てば首位通過の可能性が残る一戦。
北都銀行は勝てば文句無しの首位通過でしたが、ファイナルゲームの末に再春館製薬所が勝利。
インタビューでは再春館製薬所小野福本ペアの目に涙がありました。
再春館製薬所としては地元熊本での団体戦。
相当なプレッシャーを受けるなかでの試合だったことが伺えます。
SJリーグは今月で終了し来月には順位決定戦、TOP4トーナメントが行われます。
3年ぶりのリーグ戦開催となったSJリーグ。
今回、開幕の秋田大会から携わることが出来ました。
地元の応援、会場の雰囲気など、多くの人が心待ちにしていたのを感じる大会でした。
選手や監督にインタビューをした際も、心躍る気持ちがあふれ出ている選手もいました。
また来年のリーグ戦を待ちながら、来月の順位決定戦、TOP4トーナメントを楽しみにしたいと思います。