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ハイパーカー新時代!(菱沼)

皆さんこんにちは!
日曜夜、実況を担当させていただいた、
WEC第2戦ポルティマオ6時間レースの
振り返りコラムです!

WEC実況としては自身3回目の今回。

①実況交代の直前にセーフティカーが入った
去年のモンツァ。
②中間の3時間に特に何も起きなかった昨年のパーレーン8時間。

今回は、、、
動きがあるレースでした!

残念ながらブレーキディスクのトラブルでヴァンウォールのヴィルヌーブがクラッシュしてしまい、それをきっかけにセーフティーカーが入りレースは激戦に。

ラスト1時間は展開を追いかけるだけでも
最高にエキサイティングでしたね!

ここからはクラスごとに振り返っていきましょう。
■ハイパーカークラス
今回はTOP5が全ての違うメーカーでした。(トヨタ、フェラーリ、ポルシェ、キャデラック、プジョー)
トヨタ7号車は残念でしたが、ドライブシャフトの交換の速さがとんでもなかった。10分!

あとは様々なメーカーがトラブル対処と、ロングディスタンスでデータが取れたという2つの経験をできたのではないか、と思います。

あとはキャデラックのアレクサンダー・リンが、2秒ほど前にいるピエール・グエディに対して「危ない」と言ってたのは何が原因だったのか気になりますね。
僕も少し遠くから危険なオーラを出してみたいものです。(冗談です)

■LMP2クラス
ユナイテッドオートスポーツのワン・ツーでした。
無線トラブルもあり23号車が後退し、プレマの63号車が行くかなーと思いましたが、セーフティーカーのタイミングで流れが変わったか。

ただ63号車の強力ラインナップ、
ドリアーヌ・パン、
ダニール・クビアト、
ミルコ・ ボルトロッティ。
この3人が優勝する日は遠くないと思っております。

あとは個人的に、母国レースのダ・コスタがもっと食い込んでくるかなと思いましたが、オーバーテイクシーンはたくさんあれど、中々上位に来れず。
ただ、次戦スパからハイパーカーですからね!
活躍に期待しましょう。
(ダ・コスタのインスタに登場していた同胞のティアゴ・モンテイロを中継中に発見できなかったのが心残りです)

■GTEアマクラス
何と言ってもコルベット・レーシングとリシャール・ミルAFコルセ!
キャッツバーグは何乗らせても速い!というイメージがありましたが、バトルの強さも見せてくれて大興奮でした。
あと少しだけ届かなかったアレッシオ・ロベラ。
フェラーリGTファクトリードライバーの1人。悔しくもハイパーカーには乗れませんでしたが、やっぱり実力者同士のバトルは手に汗握ります。

そして今回も楽しくお話させていただいた
解説の皆さまには大感謝です。
ためになる話や、笑える話など、
あっという間の3時間半でございました。

とにかく!
新時代のWECが面白い!!!
スパもそうですが、
ルマンも富士も待ちきれません!!!!

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菱沼洲斗アナウンサー