皆様、お疲れ様です!
Sports Zoneの沼尻です。
夏の甲子園をかけた高校球児による熱戦が各地で展開され、続々と代表校が決まってきていますね!
毎年この時期はSports Zoneの多くのアナウンサーたちが高校野球実況に奔走していて、
今年から私もその仲間に入れていただきました。
まずは群馬へ。
FMぐんまにて、群馬大会の3回戦2試合(高崎商業対高経大附、前橋育英対前橋)の実況を担当しました!
沖縄以外で初めて県外の高校野球の実況で、かつ初めてのラジオ実況でした。
見えないプレーをどう表現するか、そこにラジオ実況の魅力とやりがいが詰まっているなと。
終わった後にFMぐんまのスタッフの方から「来年以降もお願いすることが往々にしてあると思います!」と
言っていただけたのが、フリーアナウンサーとして一番嬉しい言葉でした!
そしてその後は、京都へ。
J:COMにて京都大会の準々決勝を2試合(洛星対鳥羽、西城陽対京都国際)を担当しました。
ベスト4をかけた試合ということで緊張感も高まる中での試合ですが、
やはりここまで勝ち上がってきたチームにはそれぞれに長所や魅力がありました。
その魅力というのを伝えるために、もっと実況や取材もうまくなりたいと思った時間でした。
それぞれの地域で試合のテンポや取材態勢など、
夏の高校野球を取り巻く環境や雰囲気は違うところがあるなと感じた一方で、
勝ったチームの喜びようや、敗れたチームがベンチ前で悔し涙を流す様子などを見ると、
どこの地域であっても高校球児たちの甲子園を目指す強い思いは変わらないなと感じました。
私自身も実況者として、うまくいったら喜び、そしてうまくいかなかったら本気で悔しがれるよう、
日々取り組んでいきます!
この夏の甲子園は、沖縄に加えて、
群馬も京都もちょっと特別な気持ちで試合が見られそうで、楽しみです!
追伸
ここからは少し余談になります。
タイトルに「高校野球実況の旅」と題した通り、まさに今回は「旅」でした。
まず沖縄、那覇空港から羽田へ、そして東京駅から新幹線で群馬に入りました。
群馬での実況が終わり、当初は東京駅に戻ってそこから東海道新幹線で京都に入る予定でした。
が、ご存じの通り22日は東海道線が保守用車両の事故で終日運休となり、ルートを絶たれてしまいました。
そこで、予定を変更して
北陸新幹線で高崎からさらに北上し、富山で乗り換えて敦賀へ、そして敦賀からサンダーバードという特急電車で京都に入りました。
しかもサンダーバードに乗っている間、急な雷雨と強風で一時運行がストップ。
サンダーバードがまさに雷に見舞われるという経験を車内でしました。
なんとか無事、京都にたどりつき、実況も2試合できホッとしました。
しかし、そんな思いもつかの間。
京都から沖縄への帰路につき、電車で関西空港を目指していたところ乗り継ぎを間違えたようで、
気付いた時には(恐らく)空港とは反対方向へ向かっていたようです。
慌てて新たなルートで関西空港を目指し、保安検査場締切の5分前に関西空港駅に到着。
走りました。キャリーバッグをかついで。汗だくで。
…無事間に合いました。
そしてなんとか間に合って、今この手記を書きながら乗っている飛行機も台風3号の影響で那覇に着陸できるかわからない状態で乗っています。
我ながら今回の旅は持っているなと感じます。
結果、無事沖縄の家に辿り着けましたので、心身ともにちゃんと休んで、また次へと進みたいと思います!