昨年は「現場実習」という形で、夏の高校野球に携わらせてもらいましたが、今年はついに実況の機会をいただきました。
改めて感じたことは、実況席に座って見る野球と、スタンドから見る野球はまったく別物ということです。
仕事柄、プライベートで野球を見るときも、脳内では実況をしながら試合を見ています。
ただ、もちろん実況席に座っているわけではないので、緊張感的なものはありません。
一方、7月20日に実況させていただいた際は、やはり緊張する部分がありました。
野球の実況は初めてという背景があったのかもしれません。
私が担当したのは、鳥羽高校-同志社国際高校の試合。
両校の選手の情報収集から、当日の実況イメージまで膨らませて臨みました。
詳しくは記載しませんが、反省する部分は当然ありました。
特に、先輩方の実況を横で傾聴しながら比較し、「ここはできていなかったな」と感じる部分は、話し始めるとキリがありません。
おかげさまでアナウンサーデビューから1年足らずで、野球・バスケ・ラグビーの実況を1回以上、担当させていただきました。
これは1年目の目標であったので、その目標を達成できたことには誇りを持っています。
しかし、「経験」はあくまで次に活かすためのもの。
「経験しました」は誰でも言えるからこそ、「経験から何を反省して、どう成長したのか」を自分の言葉で話せるように、精進していきたいと思います。