9月2日から8日まで台湾を舞台に熱戦が展開された「BFA U18アジア選手権」。
夏の甲子園を沸かせたメンバーらがアジアの頂点を目指したこの大会で、
J SPORTS中継での現地リポーターと試合後のインタビュアーを務めてきました!
これがSports Zoneに所属して初の海外出張、
そして侍ジャパンU18の6試合すべてで担当させていただけるという貴重な日々。
U18日本代表監督で名将・小倉全由さんに毎日マイクを向けて話を聞けるとは、
なんて贅沢なんだろう!と今も嬉しさが残っています。
今私が持っている力は精一杯出したつもりですが、やはりリポーターとしての課題はまだまだたくさん。
それでもとにかく現地の様々な情報を伝えられるよう汗をかいて動き回ることはよく頑張れたと思っています。
あとはその情報を皆さんにより良く伝えるために、どんな言葉で、どんなトーンで、どんな長さで伝えればいいのか。
そこをもっと突き詰めていかなくてはならないと感じた日々でもありました。
ただ、こうして新たな課題も見つかりモチベーションは上がっております!
さて、ここからは放送とは別角度のお話です。
まずは今大会、目標の優勝にはあと一歩届かず侍ジャパンU18は準優勝に終わりました。
決勝の直後は、地元で優勝を果たし歓喜に沸くチャイニーズタイペイの選手たちを見ながら、
さすがにベンチも重たい空気が流れていました。
そこで日本代表のキャプテンを務める間木歩投手(報徳学園)が、
「まだ表彰式あるんだから!応援してくれている人たちがいるんだから、最後までしっかりやろう」と
仲間たちに声をかけていました。
普段はおちゃらけていることも多かった彼がこのチームのキャプテンである理由がわかったシーンでしたし、それに応えて他のメンバーからも「胸張ろう!」という声もあがっていました。
野球が上手いだけではなくて、こういったところをしっかりできる選手たちだからこそ、日本代表に選ばれたんだろうなと思いました。
ちなみにチーム内で一番大食いなのはムードメーカーでもある花田悠月選手(智弁和歌山)、
食べるのがゆっくりなのは田崎颯士投手(沖縄・興南)、
黙々とアップをするなどストイックさを感じさせたのが櫻井椿稀投手(鶴岡東)、
すごく謙虚な濱本遥大(広陵)に山畑真南斗選手(明徳義塾)、
坂井遼投手(関東第一)・中崎琉生投手(京都国際)・間木投手が声も出して、よくお喋りもしていました。
ほぼ密着という形で仕事をさせてもらえたので選手それぞれの性格まで見られて面白かったです。
また、現地では 台湾メディアの方々とも交流ができました。
中には台湾の実況アナウンサーもいらっしゃって
「年に80〜100試合喋っている」と聞いて、衝撃でした。凄まじい数です。
聞くところによると台湾のプロ野球だけでなく日本のプロ野球なども映像を見て喋っているということで、
ここでも日本と台湾の近さを感じました!
今回、このような貴重な機会をいただけたことに感謝を忘れずに、
今後も一つひとつの仕事に真正面から向き合って取り組んでいきます。
侍ジャパンU18、そして台湾、ありがとう!謝謝!