今シーズンの東京六大学野球は、私にとって忘れられないシーズンの一つとなりました。
先日は早稲田大学と明治大学による優勝決定戦をBIG6TVで実況しました。
最終週の華の早慶戦が終わって、1位が2校で並びました。
六大学野球は勝ち点制ですが、ともに勝ち点「4」で並び、8勝3敗2分で勝率も全く同じ。
約100年の歴史がある東京六大学野球で、史上13度目となる優勝決定戦が発生しました。
実に14年ぶり(2010年秋季以来)の優勝決定戦。
実況に携わるようになってからはもちろん初めてのことで、直前に実況の話があったときはとても嬉しい気持ちでした。
思えば今シーズンは早稲田大学vs東京大学の開幕戦も担当しており、開幕戦と優勝決定戦の両方を現地で実況できる喜びを味わうことができました。
本当に感謝申し上げます。
試合の方は早稲田のエース伊藤樹投手が素晴らしいピッチングで明治の強力打線を抑えて完封勝利。
「開幕投手が胴上げ投手」となる瞬間を目にすることができました。
早稲田は明治神宮大会での日本一奪還に期待です。
東京六大学野球は閉幕しましたが、各大学の皆さんにの熱い戦いには感動しました。
4年生はこれで最後になりますが、プロに進む選手のみならず、全選手の将来が今から楽しみです。
開幕戦では東大で開幕投手も経験された小林至さん、優勝決定戦では法政大学で活躍されたGG佐藤さんに解説していただきました。
お二方とも今シーズンもありがとうございました!