2月16日に行われた『ぎふ清流郡市対抗駅伝競走大会』。
ぎふ清流国体をきっかけに創設されたレースで今回が14回目。
岐阜県庁発着の11区32.2kmを小学生から一般ランナーまでがタスキを繋いでいきました。
岐阜市のケーブルテレビ局CCN(シーシーエヌ)制作で行われ、私自身は2度目の駅伝実況。
解説は岐阜協立大監督(駒澤大OB)揖斐祐治さんでした。
例年は10月開催で年によっては暑さも残るレースなのですが、今回は2月開催、
朝から岐阜市は冷え込んでいました。
岐阜県と言っても「岐阜」「西濃」「中濃」「東濃」「飛騨」と5圏域に分かれ、文化や気候なども大きく違ってきます。
レースは圧倒的な速さを見せた高山市が優勝。
秋とは違いこの時期の飛騨地方は積雪の影響で厳しい練習環境になりますが、工夫を凝らしたトレーニングが功を奏し見事、最多優勝回数を4に伸ばしました。
2月開催で準備期間が増えていつもより強化できたチーム、逆に部活で鍛えていた選手は引退後のレースになるので人選に苦労したチームなど、様々な影響がありました。
また1郡1町のエリアだと「~町」としての出場となるため、養老町は陸上競技経験者以外に大垣養老高校バレー部の選手をエントリーするなど、清流駅伝らしい個性ある大会になりました。
岐阜の陸上界と言えば、シドニー五輪マラソン金メダリスト高橋尚子さんが有名で、毎年春にはQちゃんの名前を冠にしたハーフマラソンもあるほどです。
岐阜県勢の陸上競技の活躍もぜひ注目してみてください。