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念願だった陸上実況デビュー(西本)

先日、神奈川県で開催された日本学生個人選手権。
この試合で実況を担当させていただき、陸上実況デビューを果たしました。

私事ですが、中学・高校の6年間は陸上部に所属。
「どのスポーツを実況したいか」と問われたとき、一番にあがるのは陸上です。
ただ、なかなか配信の数も少ない以上、その機会はありませんでした。
その中でいただいた今回の実況。
実況は読売テレビさんのスタジオで実施されました。

会場にいたわけではないですが、映像から見るブルータータンは、自然と自分の学生時代を思い出させてくれました。
ちょっとノスタルジックになりましたね。

高校まで陸上をしていた自分だからこそ、大学以降も競技を続ける大変さは、ほんの少しかもしれませんがわかっているつもりです。
本当に、選手のひたむきさに頭が上がりません。

そして、実際に実況してみて感じたこと。
特に短距離種目は難しい!それが最初の感想でした。

1日目は1500m、10000mを担当。
もちろん選手は多いですが、1着〜3着がほぼ同時ということは珍しく、フィニッシュ直前には差が出てきます。

ただ、100mや110mハードルなどの種目は、コンマ何秒を争う世界。
本当に数秒の差になると、誰が勝利したのか判別がつきづらい部分もありました。

100mを何回も走ってきた身として、0.1秒の差は走っている人にはわかります。
ただ、改めて俯瞰したときには、なかなかわからないものなんだなと痛感しました。

実況に対する課題を感じつつ、実況で陸上に携わることができた喜びと楽しさ。
これは自分の中で、今後も大切にしたいものです。

今回、念願の陸上実況デビューを果たしましたが、まだ会場に出向いてのデビューは実現していません。
次に果たしたいのは、陸上競技場に出向いての実況です。

いろんな思い出が残っているタータンと、陸上の試合ならではのスタンドの雰囲気。
その空気感の中で実況ができる日を夢見ながら、今後もアナウンサーとしての活動を続けていきます。

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西本友アナウンサー