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年齢は関係ない!尽きることのないサッカーへの思い(沼尻)

6月21日から23日まで、沖縄の金武町・恩納村を舞台に開催された
「第24回 JFA全日本O-50(オーバー50)サッカー大会」。
その決勝戦を解説のJFAシニアアンバサダー・金田喜稔さんとともにお伝えしました!
(金田さんは今も破られぬ日本代表最年少得点記録 19歳119日をお持ちのレジェンド。
現在67歳ということですが、その熱量はまだまだ衰え知らずです)

今回、実況のチャンスをいただきましたので
しっかり取材をしようと大会3日間会場に足を運びました。
全国の予選を勝ち抜いた16チームがここ沖縄に集いましたが
試合後にお話を伺うと、どのチームも選手や監督が本当に若々しく、
体も(個人差はありますが笑)引き締まっている選手が多く、
この灼熱の沖縄の中でも暑さに負けずに走り続けている姿がとても印象的でした。
その姿を見ていると、「果たして自分が50歳になった時、こんなに動けているのだろうか…」とか
「自分もかっこいいおじさんになりたい」「少しは運動した方がいいな…」と
実況以外の面でも反省点を得た良い機会になりました。

そして若々しいのは体やスキルだけでなく、気持ちの面でもそうで
あるチームの監督が「ベンチ入りメンバー25人を選ぶことに悩んで、眠ることができなかった」と話していたり
「学生時代は全国とは無縁だったけど、この年代までプレーを続けて全国に来られた」など
選手が話しているのを聞くと、青春に年齢は関係ないんだなと改めて感じさせられました。
チームによっては、元Jリーガーもいて、さすがのプレーを見せていましたが
一方で学生時代などは無名で全国大会の経験が全くないという選手でも
こうして諦めずに、50歳を超えてもサッカーを続けてきたことによって、今こうして全国のピッチに立てている。
本当に素敵なことだなと思いました。

決勝戦は「横浜シニア50」対「Lien(リアン)Chiba」と関東圏同士の対戦カードとなりました。
前後半25分の50分間、交代は何度でも自由、延長戦はなくPK戦、というレギュレーションの中、
どちらも譲らない展開。結果的には前後半50分間で決着つかず、PK戦へ。
そのPK戦も両チームが決め続け勝敗が決したのはなんと9人目でした。
この激闘を制し、勝ったのは「Lien Chiba」。O-50全日本大会、初出場で初優勝!
一方、敗れた横浜シニアも去年は準決勝で敗退していましたので、一歩前進した大会となりました。
決勝に進んだ2チームは3日間で5試合を戦い抜きました。
それだけでも本当に大きな拍手をお送りしたいですし、
沖縄のピッチで忘れることのない時間をすごせていたらうれしい限りです。

さて、最後に少し話は変わりますが
決勝戦が行われた6月23日は、沖縄にとっては大切な日「慰霊の日」です。
沖縄での戦争「沖縄戦」の組織的戦闘が終わった日とされていて、
戦争の悲惨さ、平和の尊さを見つめる日です。
この日は沖縄県では公休日となっていて、小中学校や高校はお休み。
県内企業も休みにしているところが多いです。
きょうは私も実況をしながら
こうしてサッカーをできるのも、スポーツ実況ができるのも平和であってこそなんだなと強く思いました。
今、世界では戦争の惨禍が再び繰り返されてしまっている現状がありますが
ここ沖縄から世界の恒久平和を願います。

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沼尻和樹アナウンサー