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隣の席(望月)

7月25日金曜日。
J SPORTSのメジャーリーグ中継にて、
セントルイス・カージナルスとサンディエゴ・パドレスの実況をさせていただきました。

この日はダルビッシュ有投手が登板。
試合前の段階で黒田博樹さんと並び日米通算日本人最多タイ203勝をマーク。
この日勝てば前人未踏の記録達成という試合。

初回にパドレスが2点先制。
幸先よく援護点が入ります。
しかしその裏にツーアウトから失点。
さらに2回裏に3ラン2本を打たれ1イニング6失点。

打たれたダルビッシュ投手も何かうまくいっていないなという表情が見えました。
またこの試合は非常に暑かった。
気温が34.4度あり、湿度も高い。
マウンドにいるダルビッシュ投手の様子を見ると大量の汗をかいていました。
こういったあたりもピッチングが難しくなった原因かもしれません。

結局4回途中まで投げましたが8失点。
ダルビッシュ投手が8失点以上したのは約3年ぶりとのことで、
それだけ普段は打ち込まれることはない選手です。

味方打線も7得点しましたが勝ち星を得ることは出来ず、
3敗目を喫し今季初勝利及び記録更新はお預けとなりました。

今季は7月にILから復帰。
右ひじの炎症で本人は現地のインタビューで引退を考えた時期もあったとコメントしています。

私も小さいころからダルビッシュ投手を見ています。
ファイターズ時代の活躍。そしてレンジャーズやドジャース、カブス、そしてパドレス。
全てのチームでの投球を見てきました。
年齢も重ね悩める時期も多くなるとは思いますが、復活を信じて応援したいと思います。

そして私の話になりますが、今回は初めてのMLB実況。
J SPORTSのMLB中継では、普段はスコアラーとして仕事をさせていただいています。
私はこの喋る仕事に就いて4年目になりますが、入った当初からお世話になっております。
そうした中で今回初めて実況として機会を頂きました。

普段と違う席に座るのも不思議なもので、
いつもは実況者の隣に座り、スコアはもちろんデータなどを伝えて中継にアクセントをつける役割を担います。

それが今回は席替え。
サポートしてもらう側になりました。

会社に来た時にいつもと違う場所に行く。
いつも作っているスコアの資料を作るのではなく貰う。
現地が用意しているメディア用の資料に目を通す。
全て流れが違います。

いつか喋る機会が来た時に心も知識も準備は欠かさないようにしていますが、
それを今回実現する場となりました。

この試合の解説はおなじみの齊藤明雄さん。
元投手のプロの目線から、
ダルビッシュ投手のことやキャッチャーのリードのことなど様々お話しいただきました。
実は上述した以前のダルビッシュ投手の試合も解説だったとか・・・笑

改めてこの度は関係者の皆様、
実況の機会をいただき誠にありがとうございました。

ここからまた一つずつ、
成長していければと思います。

引き続きスコアラーの業務はそのままに、
喋り手としてもさらに腕を磨いていきます。

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望月佑真アナウンサー