~感動のスポーツシーンをあなたに~アナウンスレッスン開講中!
Sports Zone 株式会社
東京・大阪・沖縄:070-8419-2827
月~金:10:00 AM - 7:00 PM

ワルツでジャンプ(安井)

灼熱のグラウンドでの実況も13年目。
毎年7月は関西・東海地方の高校野球の会場へ。

そんな中、氷上での競技も本格化してきます。
外は真夏でもリンクサイドではダウンジャケットが必要となるフィギュアスケート。
今回、福岡市で初開催となったオーヴィジョンアイスアリーナカップの実況をJ SPORTSさんで担当させていただきました。

今大会は幅広いカテゴリーの選手が参加し、実況でも初めて口にしたジャンプもありました。
アクセルと言えば、1回転半のジャンプですが、級によってはアクセルと同じ入り方で半回転するジャンプもあります(フィギュアを始めて早い段階で習う人も)。
その名も「ワルツ」。
(フィギュアの用語は「キス&クライ」とかおしゃれなネーミングが多い)

選手権女子では昨季全日本8位、世界ユニバ優勝の住吉りをん選手が参加。
4回転トゥの大技を演技構成に入れてきました。
来年はミラノ・コルティナ冬季五輪があり、選考会にむけ例年以上に早い段階で実戦経験を積んでいく選手が増えてきそうです。

大技を取り入れて、高得点を狙う選手。
着実にジャンプ・スピンを決めてノーミスで上位を狙う選手など、一つひとつのエレメンツにこだわりを持って大会に臨むスケーターたち。
最終順位も気になりますが、滑走中、どんな楽曲を選択するのかも楽しみの一つです。

ポップやクラシック、ミュージカルなど様々ですが、色んな大会を見ていると映画で使われる音楽も人気のようです。
『ムーラン・ルージュ』の「ロクサーヌのタンゴ」『ロシュフォールの恋人たち』の「キャラバンの到着」は1つ大会で複数の選手が使用することも。

シーズン序盤から多くの大会で全日本フィギュア並の選手が揃うことも予想される今季のフィギュアスケート。
ぜひ注目してみてください。

コラムトップへ
安井怜介アナウンサー