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モータースポーツ実況デビュー!(菱沼)

菱沼です。
日曜日、夢であったモータースポーツの実況デビューを果たすことができました。

J SPORTS さんで、「世界ツーリングカーカップWTCR 第7戦イタリア アドリア」の実況を担当させていただきました。

小学校1年生で初めてサーキット見に行ったJGTCのもてぎラウンド。
父親が買ってくれた某レースゲーム。
月曜日に学校に行けば、友人と日曜日のF1の振り返りをした寝不足の中学時代。
今年の夏の終わりに、酷暑の中見に行ったスーパーフォーミュラ。
色々なものが今に繋がっているのだと実感しました。

J SPORTS さんはもちろん、解説の福山英朗さんにもサポートいただき、楽しく実況することができました!
本当にありがとうございます。

レースではリンク&コーの強さを感じました。
レース1狙い?の予選10番手(レース1でリバースグリッド)でポールトゥウィンのサンティアゴ・ウルティア。
昨年チャンピオン、今季もランキングTOPのヤン・エーラッシェは、レース2で見事なポールトゥウィン。

リンク&コーはここ数シーズン、チームプレイも目立っていました。ただ今回は、レース1,2共に援護射撃はあまりなく勝利を飾りました。
その証拠にどちらのレースも、表彰台の他のメンバーはアウディやホンダでした。
リンク&コーの20代コンビ(ウルティアとエーラッシェ)が、さらなる「自立」を見せてきました。怖い存在です。

そしてなんと言っても、今季限りで引退を発表のガブリエル・タルキーニ(59歳!)。
母国イタリア(WTCRでは初開催)で、印象的なオーバーテイクを見せました。
レース1では現チャンピオンのヤン・エーラッシェを
レース2ではWTCR最多勝のエステバン・グエリエリを交わして、ティフォシを沸かせました。

放送では紹介できませんでしたが、タルキーニは記者会見で「若手にアドバイスを」と聞かれ「キャリアを考えすぎるな、楽しめ」という言葉を紡いでいました。
レースの世界だけに限らず、考えさせられる言葉だなと思います。

僕もまた機会をいただいた時は、全力で楽しめるように、モータースポーツを見続けていこうと思います!
ご視聴いただいた皆様もありがとうございました!

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菱沼洲斗アナウンサー