5年目を迎えたバスケットボールのBリーグ。今季からB1だけでなくB2でも、実況の一人喋りではありますがコメンタリーがつくようになりました。
そんな中で、私もBリーグ実況のチャンスをいただきました。
今回、担当したのはバンビシャス奈良対仙台89ERSの試合。会場は奈良県橿原市のジェイテクトアリーナ奈良です。
快晴となったこの週末。11月中旬とは思えないポカポカ陽気に誘われて、早くから多くのブースターが会場に集まりました。
会場の外にはキッチンカーも並び、皆さんが思い思いに食事を楽しんでいます。このような光景を見ると、僕は「お祭り感」を感じたりするのですが、今回はどちらかというと「地元の憩いの場」に近いものを感じました。
いつも応援に来ているという方もいれば、「近くでプロのバスケの試合があるから」とフラッと見に来た方もいると思うのです。実際、初めて見に来たという方も多くいらっしゃいました。地元に根付くプロスポーツの一端を垣間見た気がします。
会場内では感染症対策のため大声での応援は出来ませんが、それぞれ応援グッズなどを身に着けて選手を後押しします。
お手製の応援ボード、シカッチェの耳、お手製のうちわ、シカッチェの耳、タオル、シカッチェの耳、気持ちの入った手拍子、シカッチェの耳…。
記憶をたどりながらスタンドの風景を思い浮かべていますが、シカッチェの耳を頭につけたファンが多かった印象です。
かくいう僕も、シカッチェのかわいさには魅了されました。何かグッズでも買ってくればよかったですね(ちなみにこれを書いている2020年11月15日午後9時現在、オンラインショップで「シカッチェカチューシャ」は売り切れでした!)。
あっという間に過ぎていった2日間。楽しい週末となりました。
肝心の仕事のほうですが、バスケ初実況、そして実況の一人喋りということもあり、至らない点が多々あったかと思いますが、これからどんどんブラッシュアップして、より良い中継をお届けできるように頑張っていきます。