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Royal Rumble 2021(田村)

2021年もWWE日本語実況が帰ってきてくれたことに感謝!
3ヶ月ぶりのご無沙汰です。実況の田村純です。

解説・同時通訳はおなじみ斎藤文彦さん、
ゲストにはカイリ・セイン選手が再びやってきてくださいました。
カイリのコメンタリーでWWEが観られるのはここだけ!

全ユニバース垂涎の日本語実況版、究極至高の実況席、そこにいる俺は誰?
この凄まじさはいくら声高に訴えても声高すぎることはないということを声を大にして言いたい。
2021年のRoad to Wrestlemania が始まった!

マッキンタイアvsゴールドバーグ
マッキンタイアが王者としてどこまでの高みへと昇っていけるのか、究極の試練が聳え立つ。
ミズが『ゴジラvsコング』と擬えておりましたが、とてつもなく巨大なふたつの存在が全速力で衝突するとこういうことが起こる。
ゴールドバーグだから、勝負は一瞬。

極太のゴシック体で描かれた数分の大長編。
総尺4時間弱のロイヤルランブルですが早くもエンディングを迎えたような心持ち。
しかしたった今始まったばかり!

サーシャvsカーメラ
それにしてもレジナルドである。
カーメラにはこの手の謎の従僕がよく似合うのでありますが、珍獣エルズワースと違ってこいつは実力派。
謎の身体能力と柔らかな表情・物腰、男だてらに謎にサーシャとも試合してたりする。そして負けている。肩書は、ソムリエ。

上手いアスレティックな女子スーパースターが続々台頭してきている昨今、昔ながらのディーバの残り香が漂うカーメラは異彩を放つ存在、
しかしながら帰ってくるたびカーメラは更に上手くなってもいた。
トペが顔面からリング外に突き刺さっていったのは一瞬時が止まった場面。

ランブルマッチ女子
ここでベイリー選手のツイートを御覧ください。

キレキレのぐう畜ベイリーに、海より深いカイリの返し。
プロレスとはかくも奥深きもの。
カイリ選手曰く、ベイリーって本当は……

そして今、最も実況したいスーパースター、アレクサ。
ランブルマッチで悪霊降臨、その刹那、一切空気を読まないリア・リプリーにエリミネイテッド。
懐かし枠には歌ヘタ女王おできを食べられた人、登場曲がタトゥーだった人、
そしてトリー・ウィルソン!

レインズvsオーエンズ
我らがタンパベイ・レイズのホーム、トロピカーナ・フィールドがもうひとりの主役となったラスト・マン・スタンディングマッチ。
”はたらくくるま”が現れる時、WWEはクライマックスを迎える…
そしてヘイマンはあの後ガチで詰められただろうか…
X-GUNの説教コントのように…

ランブルマッチ男子
2018年ロイヤルランブル、ランブル戦をアスカ、中邑真輔が制覇。
日出ずる国のプロレスが全世界を席巻、ロイヤルランブルはそのように記憶されている。
そして3年連続ランブル戦出場のカイリ・セインが今日本の実況席に。

課金しかない!PPV!
中邑真輔は『The Rising Sun』で登場、コスチュームもチェンジ、上半身裸。
そしてエッジ&クリスチャン。
もう20年以上の時が流れましたが。
人が生きていくということその全て、ときに表情ひとつだけで、語リ尽くしてしまう。
そんな顔をぜひご覧ください。

レッスルマニアへの道が始まった。
時計の針は、戻るのか、進むのか。

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田村純アナウンサー