3月25日〜31日の期間で、高校ラグビーの選抜大会が埼玉県熊谷市で開催されました。
本大会は「冬の花園・春の熊谷」とも並び称される、3年生が卒業した新チームにとっての腕比べとなる全国大会です。
私は準決勝の実況と決勝戦のインタビュアーを担当させて頂きました。
熊谷ラグビー場の美しい緑色の天然芝とワールドクラスの設備、そして春爛漫のコンディション。
決勝戦はその最高の舞台に相応しい戦いとなりました。
FWの圧倒的な強さとBKの速さがリンクしていた東福岡、後半になってセブンズのようなランとオフロードでディフェンスを切り裂いた桐蔭学園。
新チームになってまだ2ヶ月ちょっとにも関わらず、フィールド上ではめちゃくちゃ質の高いラグビーが展開されていました。
1・2年生として花園で活躍した選手たちも、この2ヶ月で更にスケールアップした印象でした。
コロナにより実戦もできないという状況の中、指導者の方々の尽力とそれを実行する選手たちのラグビーIQの高さも見えたように思います。
彼らにとっての最終目標は冬の花園になります。
その時にはまた今回とは違ったチームになっているかもしれません。
今回準決勝以前で敗れたチームや出場していなかったチームも、現時点での勢力図をどのように崩していくか、今から花園が楽しみになってきます。
花園予選まで残り8ヶ月、本戦まではおよそ9ヶ月。
コロナの影響で思い通りに行かないことも数多くあると思いますが、特に新3年生の皆さんには悔いのない時間を過ごして欲しいなと思います。
また私自身も、彼らの不断の努力を再び実況席から伝えられるように、日々努力を積み重ねていきたいと思います。
選抜ラグビー決勝戦のインタビュアーを担当しました🎙
FWの強さが際立った東福岡、後半一気に盛り返した桐蔭学園。
新チームになってまだ2ヶ月とは思えぬ素晴らしい決勝戦でした。
もう今から花園が楽しみです。
選手の皆さん、お疲れ様でした! https://t.co/JgR9W2qgrs— 長澤 洋明 (@nagasawa_sz) March 31, 2021