5/4 みどりの日
J SPORTSでMLB実況デビューさせていただきました!
初実況で、澤村拓一と大谷翔平のMLB初対決や、両先発(ワカ、シンダーガード)の好投、両ショート(ボガーツ、ベラスケス)の
守備のスーパープレーなども見ることができ、いい試合に恵まれたなと思います。
また、解説の齊藤明雄さんには、本当に良くしていただき、楽しく野球の話を伺うことができました。
特に印象深い部分があります。
お話で伺った、バッターに向かっていく部分が薄いピッチャーが被弾し、4点差になりました。
セーブシチュエーションではなくなり、澤村選手が登板。
感じられたバッターに向かっていく姿勢。
この対比は言葉にしていただいて、よりリアルに感じられました。
ウォード、トラウト、そして大谷翔平。
三者凡退のフェンウェイ・パーク。
あの対戦は今後一生忘れることはないでしょう。
ツイッターやstand.fmでも述べましたが、僕がMLBを観るのが好きになったのが、2004年のNYY@BOS。
フェンウェイ・パークでのゲーム。
いい意味でなんでもない、レギュラーシーズンの試合です。
「なぜあんなにレフトの壁だけが高いのか」
「なぜ球場がいびつなのか」
「なぜヤンキースは髭を生やさず、ジョニー・デーモンやマニー・ラミレスは個性的なのか」
「なぜファンはこんなに敵選手にブーイングをするのか」
松井秀喜選手にあこがれて野球を始めた菱沼少年が、
日本の野球とアメリカのベースボールのカルチャーの違いに衝撃を受けた瞬間でした。
あれから18年が経ち、実況させていただいたことに、感謝しかありません。
菱沼少年の心を忘れず、ここまで踏んできた現場の経験や、スコアラーとして見てきた現場の空気を、
なんとか放送に還元し、見ていただく方に楽しんでいただこうとしたMLB初実況でした。
今後またチャンスをいただければ、より向上して、パワーアップしてお伝えできるようになろうと思います!
今回はありがとうございました!
またMLBが好きになりました。