試合前日、報道陣に公開されたラグビーフランス代表のキャプテンズラン。
フィジカルコンタクトの度に豊田スタジアム全体に広がる衝撃波はシックスネーションズ全勝優勝、世界ランキング2位たる所以。
取材翌日のリポビタンDチャレンジカップ2022 日本代表 対 フランス代表の1戦、私はJ SPORTSの中継でインタビュアーをさせていただきました。
日本代表はウルグアイの第1戦までNDS(ナショナル・デベロップメント・スコッド)のメンバー、
第2戦目は主力組メンバーでテンポのいいパスワーク・キッキングでエリアを支配したほか、ここぞという場面での堅い守備でJAPANらしさを展開。
いい流れの中でラグビーワールドカップ、来年自国開催で沸くフランスとのテストマッチが行われました。
この日最初のインタビューはJAPANのアライバル。
選手のコンディションの影響で急遽、SOで李承信選手が初先発(初キャップは前週のウルグアイ戦途中出場)。
私個人としても2021年トップリーグでのデビュー戦を実況したこともあり、思い入れのある選手です。
インタビューでは緊張した様子も感じられましたが、「集中して自分の役割を果たす」との言葉通り正確なキックを披露。
スコアでは23-42で敗れましたが、大舞台で存在感を存分に示しました。
試合後はグラウンド上でJAPANのジェイミー・ジョセフHC、フランスのシャルル・オリボン主将、ファビアン・ガルティエHCにインタビュー。
ノーサイド後は中継だけでなく会場内にも声が届けられるので、コメント毎にこの日集まった24,570人のファンの拍手が豊田スタジアムを包み込みました。
フランスとの1戦目についてJAPANはボールキャリーに徹し、力を図る意味もあったようにも感じます。
7月9日には国立競技場で2戦目が行われますが、どんなメンバーでどんな戦術を立ててくるか。
来年のラグビーワールドカップの試金石となるテストマッチ。次戦も楽しみです。