スポーツ実況アナウンサーデビューから約半年が経過した、2024年3月末。
初めて実況以外のお仕事を担当させていただきました。
それは、ヒーローインタビューのインタビュアーです。
ライターとして仕事をしている手前、日頃からインタビューをさせていただく機会があります。
とはいえ、試合会場でのインタビュアーとなると話は別。
いい経験となりましたが、反省も多い1日でした。
うかがったのは埼玉県の熊谷ラグビー場。
埼玉ワイルドナイツのホームとして有名なところです。
第25回全国高校選抜ラグビーフットボール大会の決勝戦、優勝監督インタビューを担当しました。
決勝戦は大阪桐蔭高校(大阪)、石見智翠館高校(島根)の一戦に。
後半から大阪桐蔭がトライを重ねていき、優勝を果たしました。
試合を見ながら質問項目を考え、いよいよインタビューの時間。
マイクを持って言葉を発したとき、「よくテレビで見たインタビューの光景に自分がいるんだ」という、不思議な感覚を抱きました。
それと同時に、自分の声が会場全体に響き渡るという、これまた初めての経験もしました。
限られた時間の中で何をお伺いするのか、もちろん事前に考えることは必須です。
とはいえ試合終盤に展開が変わることもあるので、臨機応変な対応も求められます。
「インタビューは実況よりも難しい」
先輩方がおっしゃっていたこの言葉を、身をもって体感できました。
・質問項目
・話すスピード
・時間配分
・とっさの対応
まだまだ、高めなければいけない部分が多くあります。
でもそれは、まだまだ伸び代があるということ。
そう思えば未来の自分が楽しみになりました。
私が成し遂げたい現段階での目標は、プロ野球での実況です。
その目標を達成するために、実況やインタビューのお仕事に全力で取り組みます。
改めて、大阪桐蔭高校、石見智翠館高校のラグビー部の皆さん、素晴らしい試合をありがとうございました!