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純キックボクシング実況(安井)

多くのキックボクシング団体が存在する中で、垣根を越えて夢のカードを実現する大会”NO KICK NO LIFE”

国内で行われる立ち技系格闘技の中には掴んでの攻撃に制限があったりしますが、NO KICK NO LIFEは制限なし、さらにはヒジ打ち有り。

元々キックボクシングはムエタイをもとに日本で開発された歴史もあることから、タイの選手へのリスペクトや真の最強を知ることができるルールとなっています。

解説の元ラジャダムナン スーパーライト級王者の石井宏樹さん 元キングオブノックアウト ライト級王者の森井洋介さんとともにお送りいたしました。

全7試合が行われましたが、メインイベントは36歳 激闘男 勝次 vs 49歳 爆腕 大月晴明のベテラン対決。
試合前の予想から激闘しか考えられないカードでした。

両者と対戦経験のある森井さんからは実際に勝次選手から受けた拳の固さや、大月選手の独特のスタンスを前にした時の心境など、リング上の緊迫感が伝わる話が印象的でした。
最後は5Rローキックで勝次のKO勝利。

打ち合いとなる大激闘の中にも、実況者としてローキックの打ち分けなど(膝上かカーフか)テクニカルな動きを見逃さず、盛り上げることを心掛けました。

かつてキック界を沸かせた那須川天心はボクシング転向、武尊はONEに参戦となり次世代のスターの登場が期待される中、最近では吉成名高がムエタイのラジャダムナン2階級制覇をタイ以外の外国人で初めて成し遂げるなど、話題が尽きません。

それに伴って、キックボクシングのテクニックも進化してきていますので、時代によるファイトスタイルの変化などを交えながら、様々な格闘技の魅力をお伝えしたいと思います。

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安井怜介アナウンサー