先週末(10/28・29)は青森県八戸市で、B2青森ワッツvs愛媛オレンジバイキングス戦を実況してきました。
結果は1勝1敗。
青森ワッツの試合は昨シーズンまで実況したことがありましたが、ホーム戦は初めてでした。
これまでいろんな場所で実況してきましたが、今回は地元メディアの盛り上がりが印象的でしたので、特に新聞を取り上げたいと思います。
青森ワッツは2012年に創設された、青森県初のプロスポーツチームです。
青森県内には、デーリー東北と東奥日報という地方紙があるのですが、両紙の記者はホームゲームはほぼ毎試合取材しており、私もお話しする機会がありました。
ホームゲームでは試合結果はもちろん、ヘッドコーチや選手の談話を掲載しています。
アウェイゲームでは、バスケットLIVEをチェックしながら記事を書いているそうで、ワッツから青森を盛り上げる様子が伺えました。
私は両紙の日曜日の朝刊を購入してみたのですが、読んでみて驚きました。
まず取り上げている紙面の広さ!
他の地域の新聞では、スポーツといえば野球やサッカーがメインで、バスケットボールはなかなか取り上げられていませんが、青森の両紙は前日のプロ野球(日本シリーズ初戦)にも劣らないくらいのボリュームでした。
そして、的確な情報のクオリティ!
土曜日の試合後の記者会見に私も出席し、青森の高原ヘッドコーチ、會田選手、福田選手から話を聞けましたが、これを紙面で適切に表現するのは、さすがプロの記者だと感じました。
3人で合計約20分ほどの会見だったと思いますが、要点が押さえられた、読みやすい文章でした。
実際に自分が実況した試合、その場で聞いた会見・インタビューの内容が翌日の朝刊で確認できるのも、この仕事の面白い所だと感じました。
これまで全国各地で実況して、翌日の新聞をチェックする機会もありましたが、青森はワッツの盛り上がりを大切にしていると感じた2日間でした。