今年4月、大阪・堺市の原池公園(ばらいけ・こうえん)に
大阪南部で最大規模の野球場『くら寿司スタジアム堺』がオープン。
これまで、新型コロナウィルスの影響でこけら落としイベントが延期に
なっていましたが、6月20日(土) 谷口廣明アナウンサーの司会進行で
グランドオープニングセレモニーが行われました。
この『くら寿司スタジアム堺』は両翼100メートル、中堅122メートル、
内野黒土、外野天然芝で収容人数5000人と大阪南部では最大規模の野球場のため、
これまで大阪府では北部でしか行われなかった夏の高校野球大阪大会予選が
南部でも開催できるようになったほかプロ野球2軍戦や社会人野球全国大会の
予選なども開催可能になりました。
外装はコンクリートの打ちっぱなしが特徴で、ベンチ裏の内装も白を基調とした
スタイリッシュなデザインとなり今までの野球場のイメージとは一味違います。
注目のイベントですが、何と元近鉄バファローズの中村紀洋さんが訪れ、
お祝いのスピーチのほか、少年野球チームを交えたバッティング対決では
子供たちがサインボールをゲットするなど会場を大いに沸かせました。
イベントの最後には
「第1回くら寿司・トーナメント2020 第14回ポップアスリート星野仙一杯」
開幕特別試合が行われ、こけら落としにふさわしい白熱した試合になりました。
夕方まで日差しが雲に遮られ、この時期特有のジメジメ感も少なかったため選手たちにとってもプレーしやすい気候だったと思います。
各スポーツが徐々に日常をとりもどしつつある中、スポーツの熱を間近に
感じられる幸せを再確認した現場研修でした。来月から各エリアで独自の
高校野球の大会が行われますが、特に育成年代の試合では、球児たちを
輝かせられる中継ができるよう準備していきたいです。