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花園100回記念大会(長澤)

今年で100回目の節目を迎える全国高校ラグビー大会。
花園を舞台に熱戦が繰り広げられる今大会で、私は4試合の実況を担当させて頂きました。
コロナ禍により無観客開催となった今年の花園、選手の晴れの舞台をしっかり伝えるという大きな使命を背負って臨みました。

東花園駅からの道のりは閑散としつつも全国大会仕様の装飾が施されており、また控室に足を向けると元・日本代表の解説者の方々が普通に座っていらっしゃる。
観客はいなくとも全国大会独特の非日常感がそこにはありました。

ラグビーは番狂わせが最も難しい競技と言われます。両チームに力の差があると結果として大きな点差に結びついてしまうのです。
私が実況を担当したのも、勝利したチームが力の差を見せつけ、相手を完封で下すという試合でした。

しかしその中で非常に強く印象に残ったのは、劣勢に立たされているチームの最後まで諦めない姿、一歩でも前に進もうとする姿です。
逆転は非現実という大差がつき、心が折れてしまいそうな場面。それでもボールを持てば愚直に前に進み、ディフェンスではタックルで相手に突き刺さる。
1年の集大成をこの舞台で見せるという強い気持ち、このまま負けてたまるか、俺たちは勝ち抜いてきた地区の代表なんだという誇り高い精神を感じました。
結果的には完封負け。しかし間違いなく次のチームに繋がる、そして見る者の胸に突き刺さる戦いぶりだったと思います。

高校時代にラグビー部に所属していた私自身、2020年の終わりにこれ以上ない経験をさせて頂きました。
花園滞在中により一層ラグビーが好きになったような気がします。
このラグビー愛を、実況を通して多くの方と共有できるよう、引き続き精進していきたいと思います。

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長澤洋明アナウンサー