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実況アナになるまでと、これからと(菱沼)

皆様、新年いかがお過ごしでしょうか。
今年もよろしくお願いします。

今回は自身が実況アナに転職した経緯を綴りたいと思います。

■スポーツ専門局との出会い
遡ること約20年前、実家の建て替えに伴い、ケーブルテレビが映るようになりました。
そこでJ SPORTSさんのコンテンツと出会い、いままで見たことなかったスポーツや、深くまで入り込んだ解説実況のやり取りを聞き、ここで仕事ができたらいいなと思いました。
そこから調べていくと、フリーアナウンサーが世の中にはたくさんいて、皆さんどこかの放送局で働いてからフリーになっていて、数多くの試合を担当されているのだと気が付きました。
ここから、まずは何とかアナウンサーになろうと決意します。それが中3の時でした。

■新卒の就活にて
小中高と野球を続け、大学では放送研究会に入りました。就活の軸もアナウンサーが一番。
地方局も含め視野に入れた就活をしていました。ただ一方でアナウンサーになれないリスクも考えながらの就活だったと思います。

そんな中就活フォーラムでJ:COMのブースに立ち寄り、J SPORTSがJ:COMのグループ会社であることを知ります。
採用担当者の方は、悲観的過ぎず、でも楽天的過ぎない、適格な説明の仕方をされていました。
そこから「J:COMには色々な業務があり、J SPORTSに行くのは簡単ではないこと」を自分なりに推測することができました。
ただ、逆に言えば「新卒の自分がJ SPORTSに行くにはこのルートしかない」ということがわかり、応募することになりました。
その後ありがたく内定を頂きました。さらにありがたかったのが、自分のアナウンサーへの思いも聞き入れてくれ、内定後もある程度就活を続けていただくことを許していただきました。

その後もアナウンサー就活が続き、全国津々浦々奔走しました。
スポーツ実況を念頭にいれた志望動機、自己PR…最終面接で落とされることも何度かありました。
自分は喋りに向いていないのだと悟り(今も向いていないかもしれませんが)、就活をストップさせました。

■社会人生活、仙台で初の一人暮らし
新社会人としての生活がスタートし、最初の舞台は仙台になりました。これがまた楽しかった。
もちろん仕事で壁にぶつかることはありましたが、人のやさしさに触れ、やりがいを感じることができました。
当時の営業部長は、僕のJ SPORTSへの思いを知り、「毎日朝礼で、J SPORTSのオススメコンテンツを紹介しろ」というミッションを与えてくれました。
営業成績で飛びぬけていたわけでない僕にとって、大勢の前で喋ることが比較的得意だった僕は、先輩方に認知してもらえるいい機会になりました。
休日にはゴルフやスポーツ観戦、温泉やドライブ、牛タンや生牡蠣などのグルメを楽しみ尽くしました。
今でも仙台のことを人に聞かれた際は、とにかく全力でプレゼンをすることにしています。
そしてその時が近づいてきました。1回目のジョブローテーションのタイミングです。
J SPORTSに行けるのか、行けないのか。
簡単に行けるわけがないというのが本音でしたが、同時に自分の哲学の範囲内で全力が出せたとも思っていました。

■生まれ育った町に戻る
ジョブローテーション、その先は実家のある埼玉県でした。
仙台の時と同じ業務で、慣れ親しんだ埼玉に戻ることになりました。会社からの配慮や期待も感じさせていただいた配属でした。人も親切で、本当によく面倒を見ていただきました。
ただ、このマーケットの厳しさを思い知ることにもなります。正直。なかなか営業成績は上がりませんでした。
J SPORTSに行くためには圧倒した成績が必要だと思っていた僕は、どんどん焦るようになりました。

夢を諦めるなら諦めるで、手塩に掛けて育ててもらったJ:COMに少しの利益しか提供できない自分に腹が立ち、
自分には何ができるのか?アプローチを変える必要があるのではないのか?など色々自問自答をしました。

そんな中、一つ僕が勝手に閉じていた扉が開き始めました。「フリーアナウンサー」です。
経験者でないとなれない、と勝手に思い込んでいたフリーアナウンサーの道が拓けたのです。
Sports Zoneに応募をし、初めて谷口代表とお話したときは「青いな」と言ってもらったのを覚えています。

■Sports Zoneでの活動
丁度世の中に新型コロナウイルスが蔓延し始めた2020年4月、Sports Zoneの一員となりました。
対面で実況レッスンもなかなかできないような中、自宅の実況練習の音声を谷口代表に送って聞いてもらったり、
今までとは違う熱量で様々なスポーツを見たり、先輩アナウンサーの実況を聞いたり、体力向上に努めながら最初の数か月を過ごしていました。

そして実況デビューは8月、ABEMAで東京六大学野球の実況でした。
しかも母校慶應義塾大学の試合、解説が慶應義塾OBの加藤幹典さんでした。

高校時代の野球部の仲間や、大学時代の友人、はたまた明治大学野球部OBの祖父にも馴染みがある六大学でデビューができたことを本当にうれしく思います。
しかもその試合は慶應が勝ちました。
(僕が実況で意図的に寄るのはここだけと高らかに宣言します)

その後競技経験のないバスケの実況にもトライすることになり、2020年12月、インカレ、ウインターカップ、Bリーグとデビューをしました。
今では実況の機会が一番多いのがバスケになります。

■J SPORTS&モータースポーツ実況デビュー
そして昨年11月、念願のJ SPORTSでの実況が叶いました。
(モータースポーツへの思いは以前のコラムでも記しましたので、お時間あればそちらも是非)
WTCRのイタリア・アドリアラウンドで実況を担当させていただきました。
J:COMでお世話になった方にも個別でお知らせをし、成長した姿を見てもらいたいという思いを持って臨みました。

年末にはプロ野球Jr.トーナメント、そしてスキージャンプのジャンプ週間・オーベルストドルフの担当をさせていただき、
まだ道半ばですが、前職でお世話になった方々にも、少しずつ恩返しができているのかなと思えるようになりました。

■今後の目標
これはあり過ぎて絞れないのですが、とにかくもっと多くの試合を担当できるようになること。
そして量だけでなく自分自身の質にこだわり、求められたところで咲けるフリーアナウンサーを目指していきます。
「愛を持って楽しんでできるか」を、永遠のテーマにしてやっていきたいです。

ひとつ今、具体的に目標にしているのはBリーグのB1での実況です。
自分を成長させてくれたバスケに恩返しがしたい、魅力を伝えたい。
そして解説の方に魅力をたっぷり語っていただきたい、それをサポートしたいという思いが強くあります。

そのためには今担当しているB2のゲームにより真摯に向き合い、一人喋りでもより魅力が伝えられないといけないと思っております。
(自分自身がスタッツに残らない高校球児というのもありまして)スタッツ以外にも雰囲気や感情、駆け引きなどの臨場感がより伝わるような実況を信条に、2022年の抱負とさせていただきます。

さて、次は誰が書いてくれるかな!
乞うご期待!!!!!!!

菱沼洲斗

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菱沼洲斗アナウンサー