「ロンドンと聞いて何を思い浮かべますか?」
というインタビュー映像からスタートした男子セブンズシリーズ・ロンドン大会。
選手達からはビッグベン、バッキンガム宮殿、フィッシュ&チップス、チューブ(地下鉄)、バスといったワードが続き、終盤は感慨深くラグビー、そしてトゥイッケナム(スタジアム)と話す様子が印象的でした。
オープニングゲームにプール予選オーストラリアvsニュージーランドの激突。
ニュージーランドが勝って幕を開け、何と順位決定トーナメントでこの2チームが勝ち上がってオーストラリアが延長開始直後の決勝トライで優勝を飾ったロンドン大会。
女子セブンズシリーズは前回のトゥールーズ大会が最終ラウンドでオーストラリアが総合優勝を決めていて、男子は残すところロサンゼルス大会だけとなりました。
男子の総合優勝争いは熾烈さを増しています。
上位3チームの南アフリカ、オーストラリア、アルゼンチンまでが勝ち点6差の中でひしめきあう大混戦。
また日本はコアチーム残留にむけて負けられない戦いが続くまさにサバイバルの様相となっています。
セブンズシリーズではすっかり風物詩となっている観客席での個性的な衣装での応援、キックオフ前にDHLのラジコンカーや子供たちがボールを運んでくるシーン。
また、ラストプレーを告げるホーンが開催地の国・地域によって特徴的であることも楽しみの一つです(シンガポールは銅鑼の音、フランスではニワトリの鳴き声が鳴り響く)。
男子の最終ラウンド・ロサンゼルス大会は8月に行われ、そして9月にはラグビーワールドカップ・セブンズの開催がケープタウンで予定されています。
7人制特有のスピーディーな展開が魅力的なセブンズの大会、今後の戦いにも注目です。