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球児の夏に触れて(望月)

高校野球は昔から好きです。
2006年夏の甲子園準々決勝(※1)と決勝(※2)、2009年の決勝(※3)、直近では2018年夏の準決勝(※4)が印象に残っています。
そのほかにも…止まらなくなりそうなのでこのあたりでやめておきます。

記憶に残るシーンが数多くある甲子園ですが、では地方大会はどういう戦いをしているのか。
高校野球と言うと華やかな甲子園にスポットが行きがちですが、地方大会も熱いものがあります。
私も甲子園はチェックしていましたが、地方大会は地元の千葉だけでそれ以外はほとんど観ていませんでした。

今回東東京大会、岐阜大会、京都大会と各県で高校野球の中継を担当させていただきました。
男子生徒が少ない中でなんとか9人以上集めて自分たちの高校だけで出場を叶えたチーム。
甲子園を目指し高校から親元を離れて他県の高校に入学している球児。
それぞれのバックボーンは違いますが、野球を通じてチームメイトと切磋琢磨している姿を見るとグッとくるものがあります。

そんな魅力たっぷりの高校野球を、観るだけではなく喋らせてもらっているのはとてもありがたい機会だと感じています。
また今回印象に残ったのが、球児だけではなく保護者の方達の姿でした。
3年生にとっては夏で高校野球は終わりとなります。
それは同時に保護者の方々にとっても最後の夏を意味しています。
学校で揃えているメガホンやタオルに加え、手作りで作ってきたと思われる応援グッズを掲げている方もいました。
放送席から観る景色を見て感じるのは、球児たちの熱だけではなくそれに関わる全て方達の熱そして想いでした。
これは高校野球ならではの素晴らしさの一つだと思います。
次回関わることが出来たなら今度は選手を支える保護者の方達にも取材が出来たらいいなと考えています。

7月まで全国で熱闘が続く中で8月からは舞台を甲子園に移します。
一人の高校野球ファンとして今年も楽しんでいきたいと思います。

※1 智辯和歌山VS帝京
※2 早稲田実業VS駒大苫小牧
※3 中京大中京VS日本文理
※4 金足農業VS近江

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望月佑真アナウンサー