7月22日と23日は、卓球WTTチャンピオンズの実況(準決勝と決勝)でした。
男女のシングルス32名ずつが出場した、世界トップレベルの大会がハンガリーのブダペストで行われました。
決勝に進出した男女4人のうち3人が中国人選手、唯一の日本人選手が男子の張本智和選手でした。
決勝の相手は林高遠(リン ガオユエン)選手。
左腕から繰り出される、鋭いバックハンドドライブが持ち味の強敵です。
4ゲーム先取の第3ゲームで、張本選手はゲームポイントを先に握りながらも、まさかの逆転で落とし、ゲームカウント0-3と窮地に立たされます。
しかし、ここから気持ちで相手を圧倒し、第4・第5ゲームを連取して2-3。
第6ゲームには、一度相手にあと一歩で優勝というところまで迫られましたが、ここも乗り切って3-3。
ファイナルゲームは意地と意地のぶつかり合いを制して、見事な逆転優勝でした。
卓球の実力やテクニックはもちろんですが、精神力と頭脳で勝った優勝に見えました。
張本選手にとっては、2シーズンぶりの世界大会優勝。
目の前で実況していて、私も感動しました。
日本時間では夜の遅い時間帯でしたが、ご覧になった方はいかがでしたでしょうか?
J SPORTSオンデマンドで見逃し配信されていますので、当日見ていない方は、ぜひご覧ください。
再放送も要チェックです。
パリオリンピックに向けて、今後の日本人選手の活躍が楽しみです。