えどりくに行ってきました（北野）

1月21日土曜日、江戸川区陸上競技場、通称・えどりくに行ってきました。

この日はジャパンラグビーリーグワン、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ対コベルコ神戸スティーラーズの試合が行われ、私は現場見学で同行させていただきました。

会場となる「えどりく」の最寄り駅は東京メトロ東西線、西葛西駅。そこから歩いて２０分ほどの道のりです。
駅前に降り立つと、早速スピアーズのチームカラーでもあるオレンジのジャンパーを着た人が、えどりくへの行き方を案内する看板を持って立っています。
その後もポイント、ポイントでスタッフの方が案内の看板を持って立ってくれているので、初めてえどりくへ行くという場合でも道に迷うことなく、すんなりと会場にたどり着くことが出来ます。
実際に私がそうでした。

会場に到着したのはキックオフの１時間半ほど前。
すでに会場外には入場を待つ大勢のお客さんの列が出来ています。ざっと３０メートルくらいでしょうか。
当日は風も強く非常に寒い一日でしたが、会場の外は早くから熱気に包まれていました。

入場ゲートをくぐると、多くの飲食店が屋台を出していたり、フォトスポットがあったりと賑わいを見せています。
またスタンプラリーもあり、スタンプを集めるとスピアーズのチームマスコット・スッピーが完成し、さらにはオリジナルシリコンバンドもプレゼントされます。
これは私が行った日だけのイベントではなく、えどりくで開催されるスピアーズのホストゲームでは毎回行われているファンサービスとのこと。
試合前も至る所で飽きさせない工夫が施されていました。

試合はホストチームのスピアーズが「オレンジアーミー」（スピアーズファンの愛称。F1のフェルスタッペンの応援団ではない）の後押しも受けて、25対21で勝利！終盤は粘るスティーラーズが押し込む場面も多々ありましたが、スピアーズが我慢強く守り切って逃げ切りました。
これでスピアーズは今季未だ負けなしをキープ、さらにえどりくではトップリーグ時代から含めて11連勝と不敗神話を継続させました。

スピアーズがトライを取れば、スティーラーズもトライを取り返して迫るも、再びスピアーズがトライを決める…、と見ていて非常に見ごたえのある攻防で、会場に集まった4000人を超えるファンの皆さんも大いに盛り上がっていました。

現地でラグビーを見ると、どうしても細かいところは視力の限界もあるので見えなかったりします。
特にゴールライン手前のフォワード同士の激しいぶつかり合いなどは、正直テレビで中継を見たほうが分かりやすいです。
しかし、そういう時こそ現地でしか見られない選手の動きに注目してみるのも面白いと思います。
例えばある特定の選手だけをずっと追い続ける、というのも面白い見方だと思います。
スクラムの時にバックスの選手がどういう動きをしているのかなどは、なかなかテレビ中継では見られない部分だと思うので、そういう部分に着目してみるのもアリなんじゃないかと思います。

スピアーズは現在、えどりくでのホストゲーム３連戦の真っ只中にあり、来週もえどりくでゲームが行われます。
現地でしか体感できないことも多々ありますので、えどりくに限らず近くの会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
ただし、その際には防寒対策を忘れずに。正直、当日の感想「寒い」が勝ちましたので！

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北野文啓アナウンサー