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ライオンズ一軍公式戦初リポーター&初ヒーローインタビュー担当しました(北野)

めっちゃ緊張しました。

いや、本当はそんなこと言っててもダメなんですけどね。
「緊張したから出来ませんでした」では通用しませんから。

ライオンズ戦中継の現場には個人的に大変お世話になっています。
大学を出てSports Zoneに入り、何の実績も実力もない自分をファーム中継の実況に使っていただいたり、キャンプにも連れて行っていただきましたし、近年だと一軍戦の勝利監督インタビューやビジター側のヒーローインタビューも経験させていただきました。
そのたびに色々と教えていただきましたし、たくさん勉強させていただきました。

で、今回の初リポーター。
また一つ階段を上ることが出来たようで嬉しくもあり、ついに巡ってきたチャンスでもあるわけですからめちゃくちゃ緊張もしていました。
ここ2週間くらいはずっとソワソワしていたと思います。

特に一発目のリポートを入れるまでは不安で不安でしょうがなかったです。
また、僕はこういう場面で早口になりがちな悪い癖があるため、とにかくゆっくりと丁寧にリポートを入れようと思って臨みました。
立ち上がりは相当ガチガチになっていたと思いますが、徐々に試合そのものを楽しめるようにはなっていったのかなと思います。
まあ全体的には、丁寧にリポートしようという意識に緊張が加わり、めちゃくちゃ棒読み感が出てしまっていたわけですが…。

試合内容としましては、ライオンズ先発の平良投手が初回に2点を失いましたが、2回以降は粘りのピッチングで0点に抑えます。
すると打線も応え、4回に児玉選手の追い上げのきっかけとなるタイムリースリーベース、5回にはマキノン選手、古賀選手のタイムリーで逆転すると、以降も打線がつながり今シーズン最多の16安打8得点で見事な逆転勝利!
源田選手に加えて、この日から山川選手も怪我で不在となる中、その影響を全く感じさせないほどの攻撃陣でした。

そうなりますと、徐々に雰囲気にも慣れてきた僕に再び緊張が訪れます。
試合後のヒーローインタビュー。
ビジター側のヒーローインタビューは何度も経験がありますが、ホーム側となるともちろん初めて。
演出も含めて、ビジターの時とは違った緊張感があります。

この日のヒーローは勝ち越しタイムリーの古賀選手、タイムリーを含む3安打1打点の児玉選手、そして先発転向後初勝利となった平良投手でした。
古賀選手の堂々とした受け答え、児玉選手の初お立ち台らしい初々しさ、平良投手は内容的に絶対に悔しいはずなのに一つ一つ丁寧な振り返り。
選手の皆さんに救われました。
初担当で3選手にもヒーローインタビューが出来たことも、自分の経験という意味ではラッキーでした。

家に帰るとどっと疲れが来ました。
周りの皆さんの助けもあって、ひとまず無事に終えられて良かったです。
もちろん、棒読み感が出てしまったところも含めて細かい改善点はたくさんあり、試合後はすぐにフィードバックをいただきました。
こうやってすぐに指摘していただける環境があるのもありがたい話ですし、本当にここに育ててもらっているんだな…と。
もしまた次のチャンスがあるならば、その時は成長した姿を見せられるようにしなければいけないですね。

ちなみに、当日は周りのスタッフ陣も、実況担当だった弊社谷口代表も、全員親みたいに心配していました。
そう思わせてしまっている時点で良くないんですけどね…。
一人前になるにはまだまだ程遠いですね…!

【動画】ライオンズ・古賀悠斗選手・児玉亮涼選手・平良海馬投手ヒーローインタビュー
4月11日 埼玉西武ライオンズ 対 千葉ロッテマリーンズ


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北野文啓アナウンサー