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女子野球の発展を目撃せよ(永川)

皆さん、こんにちは!
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
私は先日、石川県金沢市に行ってきました。
NPBガールズトーナメントの準決勝と決勝の実況です。
小学生の女子による野球大会も今回が11回目。歴史を重ねています。

解説は、女子野球日本代表の里綾実選手(埼玉西武ライオンズレディース)。
今回は大会最多となる46チームの参加、ほぼ各都道府県から1チーム出場しています。
現在は女子高校野球も決勝戦が甲子園で行われるなど、盛り上がりを見せています。
放送でも里選手が話していましたが、里選手が野球を始めた20年ほど前は、女の子が野球を始めても小学校か中学校で終了することが多く、高校以降で続けることが難しかった時代でした。
それが現在はトップチームの世界での活躍もあり、女子野球も高校や大学、あるいはそれ以降も続ける土壌が広がっており、ずいぶん進展していると感じています。

大会の方は、栃木スーパーガールズが2年ぶりの優勝。
選手だけでなく、監督やコーチ、応援する保護者の支えがあってのチーム全員での優勝だと思いました。

準優勝のFUKUOKAガールズは過去最高の成績。
昨年もベスト8に入りながらも、体調不良者が出てしまい、最後は不戦敗で大会を去りました。
昨年の先輩の思いも背負った、見事な準優勝だったと思います。

試合前に各チームの監督さんにお話を伺うと、皆さんそれぞれに女子野球の発展へ向けて強い思いを持っていらっしゃって、こちらもそれに応えるべく、自ずと実況に熱が入りました。
解説の里選手が高校生の頃は、全国大会は5校の参加だったそうです。
それが今や50校以上が出場しており、今後もますます楽しみです。

これから女子野球の中継の機会も増えることを期待しています。
そのときのために、こちらも日々準備しておきます。
9月には里選手も出場予定のワールドカップグループステージが広島で行われます。
私も女子野球を応援していきたいと思います!

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永川亮太アナウンサー